いきものブログ

生物や科学関係の記事を気ままに載せます。特に近年大きく変わっているもの中心。

カンブリアってなに?

wikibooksの小学六年理科を見ていて思ったんですけど、地質年代って未だに学校では40年前と同じ教え方なんですね。
つまり古い順番にでいうと。

ってやつですね。

けど注意すべきは、地質年代イコール地球の歴史ではないって事。
それに今の常識は昔とは違うかも。
あと、先カンブリアっていうけど、そもそもカンブリアって何なのっていうのは教えてもらえなかった
サンガリアの親戚か?
もちろん寒ブリでもないぞ。

ちなみに今どきの地球史(?)を探すと、こんなんなってました。
うわお。

で、問題のカンブリアなんですが。

カンブリア紀 - Wikipedia

カンブリア紀(カンブリアき、英: Cambrian period)は地質時代古生代前期における区分の一つで、約5億4200万年前から約4億8830万年前までとされる。この時代の岩石が出土し研究された最初の地であるウェールズラテン語名「カンブリア」から、アダム・セジウィックによって命名された。

ああ、英国ウェールズラテン語名だったんですか。なるほど

で、さらに、なんで「先カンブリア」かってところ。

カンブリア紀では、先カンブリア時代に形成された海洋が地球上のほぼ全てを覆い尽くす。海中では様々な種類に至る海洋生物が現れ、中でも三葉虫等の節足動物が繁栄し、藻類が発達した。むしろ、これ以前の時代からは化石がほとんど得られなかったことから、化石に頼って時代区分を行っていた頃にはこの時代までしか区分ができなかった。そのため、カンブリア紀が従来はもっとも古い名前の付いた区分であり、それより古い地層はカンブリア紀以前というしかなかったのが、「先カンブリア時代」の名の由来である。

なるほど、そういう由来だったのか!

しかし、ウェールズラテン語名というのはちょっと驚きだった。
わざわざ英語そのままでなくラテン語名を使ったのがいいですね!
(学名の件もあるし、特に古生物学が絡むとラテン語の影響は大きい)