いきものブログ

生物や科学関係の記事を気ままに載せます。特に近年大きく変わっているもの中心。

哺乳類の歴史を改めて見直す。

wikipediaの哺乳類の項目を見ていたら、子供時代の常識とずいぶん変わっているのに気づいた。

記事

概要

  • 哺乳類(ほにゅうるい、英語: mammal, [ˈmæm(ə)l]、 学名:Mammalia)は、哺乳形類に属する脊椎動物の一群である。分類階級は普通綱に置かれ、哺乳綱(ほにゅうこう)とされる。
  • ほ乳類と表記されることもある[1][2]。
  • 基本的に有性生殖を行い、現存する多くの種が胎生で、乳で子を育てるのが特徴である。ヒト Homo sapiens を含む分類群で、ヒトは哺乳綱の中の霊長目ヒト科ヒト属に分類される。
  • 哺乳類に属する動物の種の数は、研究者によって変動するが、現生種は5,416種[3]~6,495種(最近絶滅した96種を含む)[4]とされ、脊索動物門の約10%、広義の動物界の約0.4%にあたる[要出典]。
  • 日本およびその近海には、外来種も含め、約170種が生息する(日本の哺乳類一覧[5][6]を参照)。

ほうほう。

進化

  • 哺乳類の起源は古く、既に三畳紀後期の2億2500万年前には、最初の哺乳類といわれるアデロバシレウスが生息していた。
  • そのルーツは、古生代に繁栄した単弓類のうち、キノドン類である。
  • 単弓類は両生類から派生した有羊膜類の子孫の一つである。
  • 有羊膜類は単弓類と竜弓類(後に爬虫類が出現した系統を包括する)とに石炭紀後期に分岐し、以降、単弓類は独自の進化をしていた。
  • 単弓類は、ペルム紀末の大量絶滅において壊滅的なダメージを受け、キノドン類などごくわずかな系統のみが三畳紀まで生き延びている。一時期再び勢力を挽回するものの、既に主竜類などの勢力も伸長し単弓類は地上の覇者ではなくなっていた。
  • そして、三畳紀後期初頭の大絶滅を哺乳類とともに生き延びたのは、トリティロドン科のみであった。しかし彼らも白亜紀前期には姿を消している。
  • また、同じく三畳紀には、すでに哺乳類の他のものから分岐する形で単孔目が出現している。単孔目は現存するが、これは卵生であることや総排出腔をもつことなどほかの哺乳類とは大きく異なる構造を持ち、もっとも原始的な哺乳類の形をとどめているとされる。

ふむふむ。

  • 酸素濃度35%のペルム紀以降は、リグニンの分解能を獲得した菌類による木材の分解により酸素濃度が徐々に低下し、ジュラ紀後期の2億年前には酸素濃度は12%まで低下した。
  • 気嚢は、横隔膜方式よりも効率的に酸素を摂取できる機能がある。低酸素下でもその機能を維持できる気嚢を有した一部の双弓類(爬虫類)は繁栄することができた。
  • 一方で哺乳類の祖先である単弓類は低酸素環境下でその種の大部分が絶滅することとなった[9]。哺乳類の肺機能は、酸素分圧0.1気圧以下で呼吸困難になり、酸素分圧0.8気圧以上で肺の組織が酸化される[10]。

つまり中生代は哺乳類にとり不遇の時代だったと。

  • 恐竜の全盛時代であるジュラ紀白亜紀の哺乳類はネズミほどの大きさのものが多かった。しかし進化が停滞していたわけではない。白亜紀前期には、それまでの有袋類から分岐してすでに有胎盤類が登場している。また、中国から発見された大型の哺乳類の化石から未消化の恐竜の子供が見つかっている。これは、レペノマムスやデルタデリジウムのように哺乳類が恐竜を捕食していた例もあったことを意味している。
  • 恐竜を含む主竜類が繁栄を極めた時代には、哺乳類は、夜の世界など主竜類の活動が及ばない時間・場所などのニッチに生活していた。魚類、両生類、爬虫類、鳥類には4タイプの錐体細胞を持つものが多い。現在、鳥類などに比して哺乳類の視覚が全般的に劣っているのも、この長い夜行生活を経て大部分の哺乳類の視覚が2色型色覚に退化したためと考えられている[11]。約6400万年前、鳥類とワニ類を除く主竜類が絶滅し、次の新生代では、その空白を埋めるように哺乳類は爆発的に放散進化し、多種多様な種が現れて地上でもっとも繁栄した種となった。
  • 現在では地中や水中などを含め、地球上のほとんどの環境に、哺乳類が生息している。

新生代になる前に浮き沈みあったのは知ってたけど……思ったより過酷ですな。

哺乳類で優れた視力をもつ個体が少ないのは印象として知っていたけど、そういう理由もあったんですな……ハチドリ類の甘味に対する進化もそうですが、本当に面白いです。

カメ、イコール遅いと思うやつは甘い

gigazine.net

うんうん。
カメといえば「のろま」なイメージ強いでしょ。
でも僕は昔、カメがハヤ(オイカワ)を捕食するとこを見たことがあります。
あの、子供のタモ網なんかじゃ鼻にもひっかからない素早いハヤが……。

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愉快な名前たち。

生き物の現地名っていうのは面白いと相場が決まってるんだ。

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食べられるって知ってますよ、ていうか食べた事ありますよ(一部)

dot.asahi.com

>>マンボウ、ハリセンボン、ウツボ…食べられるってご存じでしたか⁉︎〜七十二候「鱖魚群」〜

エス、知ってましたよ。

マンボウは知っているだけで食べた事ありません。

ハリセンボンは八重山でアバサの名で売っており、僕自身も日本一周の旅の中、石垣島のリーフでうっかり銛で突き殺しちゃったのを調理して食べました。美味しかったですよ。
まぁ魚屋で並んでるのは外側のトゲトゲから中身を取り出した状態で、なんか地球外生命みたいな姿ですけどね……。
向こうでアバサ汁といえば、たぶん話が通るかと。

ウツボは……食べた事あるはずだけど、あまり覚えてないかなぁ。

サバクキンモグラはモグラではない

ja.wikipedia.org

サバクキンモグラって動物がいる。
目がないモグラで、まるで動くきなこもちみたいな動物なんだけど。

でもサバクキンモグラモグラじゃない。
ガリネズミの仲間なのだ。

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イザリウオは差別表現?

ja.wikipedia.org

イザリウオが差別表現だという話で、カエルアンコウになったというが……正直、それは言葉狩りではないか?

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マンボウの新種だと!?

dot.asahi.com

本業でトラブル続きの管理人ですこんにちは。
そっちがどうあれ、いい記事はキープしなくては。

しかし、マンボウの新種が120年ぶりに発見とかマジか。

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