(上記サイトの抜粋)
○カメの活動期である6~7月にワナによる捕獲を集中的に実施します。
○徹底的排除区※1内に設けた根絶試行地区※2において、局所的根絶に向けた取組(水路封鎖による捕獲)を昨年度に引き続き試行します。
※1徹底的排除区:生息密度の高い上記(1)の4か所の中でもカメが多く生息する箇所について、集中的な防除を行う地域として設定。
※2根絶試行地区:徹底的排除区の一部区域について、生息環境(河川、池沼、農業水路)の特性に応じた捕獲方法等も活用し、局所的根絶に向けた取組を試行する地区として設定。
これだけ見ても、千葉県が本気で、長い目で対応しているのがわかりますね。
先日、故郷の家族と話していて、生き物の生活史の話になりました。
相手はあまり動物に関心がなく「そんなものがなんの役に立つの?」って反応になりましたので私は反論しました。
「魚がどう生きてるのか知らなきゃ養殖なんてできない。何を食べて、どんな暮らしをしているのか。ウナギも、サンマも、サバも、それが仮説レベルでも判明したのはついこの間だぞ。
海で勝手に育っているのを捕まえて売ってるだけで、それが何者かも気にしない。
それでは、店から消えつつあるのも当たり前だよ」といったら相手は沈黙しました。
千葉のカミツキガメもそう。
カミツキガメは危険なカメで、成獣になったカミツキガメは人間の手におえない代物です。これが万単位で繁殖してしまった千葉県は困ったあげく、カミツキガメの性質を、生活を調べ、彼らの生活パターンを利用して効率的に防除を進め始めた……というわけですね。
まだ結論を出す段階ではありませんが、すばらしいです。
長い戦いは、まだ始まったばかりですから。
外来種問題の是非は、よその人間である私たちが語るものではないです。
ただ、外来種は同じ人間が持ち込んでしまったものですから、人間が責任もって対応すべきというのは、おかしい考えではないと思います。
食べ続けるためにウナギやサンマ、サバの暮らしを調べる事と、誰かが放ったものが繁殖してしまったカミツキガメを環境から取り除く。
まったく逆に思えるかもですが、両者は「相手をしり、対策をとる」というベクトルでは同じと私は考えます。