いきものブログ

生物や科学関係の記事を気ままに載せます。特に近年大きく変わっているもの中心。

わかりにくい動物の違い

karapaia.com

アリゲーターとクロコダイルの違いって子供の頃に読んだけど(正確にいうとさらにガビアル種がいる)けど、牙の違いは知らなかった。勉強になるな!

 

  • 類人猿と猿の違いは、しっぽがない、または痕跡器官となっているのが類人猿ってことか。
  • ミズガメとリクガメにはそもそも一目瞭然の構造の違いがあるよな。
  • トンボとイトトンボの違いは羽根の畳み方だけではないぞ。模様にもトンボ種に必ずあるワンポイントがないし、他にも色々ある。

 

こういう容姿の違いは生活史の違い、あるいは歴史の違いも大きい。

たとえばヤンマ種のトンボは単に大型なだけでない。

オニヤンマなんかは単に網を振り回してもまず捕まらないが、決まった巡回コースをきれいになぞって周回する習慣がある。したがって、オニヤンマをみつけたら彼の巡回コースを見定め、待ち伏せすれば子供でも捕らえられる。

ウナギは大好きだけど、この子たちはダメ?

ウナギは説明いらないくらい有名な魚だけど、実は深海魚に属する魚でもあるんだよね。

上目まで引き出すとカライワシ上目って耳慣れない言葉まで出てしまうのでウナギ目だけでいくと、実は僕らの知ってるウナギの仲間の中に、なかなかにグロい容姿の一族、フウセンウナギの仲間も加わってしまうんだよね。

え、違うだろうって?理由は以下だよ。

ウナギ目 - Wikipedia

また、フウセンウナギ目はウナギ目とは異なる近縁のグループと考えられていたが、1990年代以降のミトコンドリアDNA解析に基づく研究によれば、ウナギ目内部に分岐しウナギ科に近縁である可能性が示唆されている

すごいよね。以下、wikipedia画像なんだけど。

こいつと。

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こいつが近い親戚になんだと。すごいよね。

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肉眼で見るとさらに優美で綺麗だけど、でもこわいのよ

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昔、石垣島の離島桟橋から海中のミノカサゴを見たことがある。優美なんだけど何か怖いんだよね。

そしてこの印象は間違っていない。ほら。

 ミノカサゴ - Wikipedia

背鰭を中心にを持つ。腹鰭の間にある剣にも気を付けたい。夜行性で、昼間は珊瑚や岩場の影に潜んでいる。そのため、誤って手を伸ばして触れてしまうこともあり得る。優雅に泳ぐさまとは対照的に攻撃的な魚で、ダイビング時の水中撮影などでしつこく追い回すと激昂、人に向かってくることがあるので要注意。刺された場合、激痛を伴って患部が腫脹、人によってはめまい吐き気を起こすことも。

 

ちなみに怖いというと、こっちも怖いよ。

ツノダシ - Wikipedia

リンクに画像がつかないようなので、wikipediaのを別途つけてみる。

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ツノダシは危険な魚じゃないけど、一見すると目がわからないでしょ。

昔のウルトラ怪獣もそうだけど、目がない動物、特に異形は不気味に見えるんだよね。

 

いまやメダカは絶滅危惧種に

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僕が子供時代には、この記事の言うように当たり前の存在だった。

確かに半世紀は長いし、メダカの生態を思えば減るのは当たり前なんだけど。

けどなぁ。